前回、前々回に引き続き、弐代目米八そばである私が小学校二年生の頃の話。
まだ前回、前々回のお話を読まれていない方は下記リンクから。
ある日、突然現れた呪いにおびえる日々を打ち崩す救世主。
その名は・・・
同級生のTくん。
僕が呪いにおびえた日々を過ごしている事を知ったTくんは、「まかせろ」と言うが早いか、突然クラスの全員に大きな声で宣言しました。
「コックリさんぶっ殺す!!」
こいつは終わった・・・確実に呪い殺される・・・
誰もがそう思いました。
その後Tくんは教室を飛び出し、今となっては誰も近寄らなくなった男子トイレに駆け込み、めちゃくちゃでかい声で
「コラ!コックリ!ボケコラ!!呪い殺してみ!殺すから出てこい!!」
とわめきたてたのです。
コックリさんを「コックリ」と呼び捨てにする人を初めてみました。
なんて事をしてくれたんだTくん!!
全員死んじまうじゃねーか!!!
しかし不思議な事に誰も突然泡吹いて死んだりしません(あたりめーか)。
それ以降嘘のように呪いの話は消え、フツーにトイレで用をたす事が出来るようになったのです。
今考えるとアホな話です。
ちなみにこの話の発端となった放課後コックリさん女Nちゃんは、中学校に上がると同時にめちゃくちゃなヤンキーに、救世主Tくんは世にもまれな人の顔のニキビを潰すという趣味を持つ少年になってました。
以上、本当にあった話でした。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
それと同時にオチが大した事なくて申し訳ありませんでした。
自分の文章力のなさにがっくりです。
それでは本日も皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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