弐代目米八そばである私が小学校2年生の頃の話。
ある日の事、同じクラスの女の子Nちゃんが鬼気迫る表情で私とKくんの元へ。
彼女の話は確かこうでした。
・昨日の放課後、「コックリさん」をした。
・コックリさんは放課後にやってはいけないという決まりがある。
・ルールを破った為、クラス全員が呪われる。
Nちゃん!!!なんて勝手な事をしてくれたんだ!!!!!
恐ろしすぎる言葉に戦慄し泣きそうになるのをこらえていると、それを察したのか、Nちゃんが口を開きました。
「呪われない方法をコックリさんに聞いてみる」
クラス全員を呪い殺そうとしているコックリさんに直接お伺いを立てるのはいかがなものか。
なんて事は当時考えもせず、私とKくんは恐怖をこらえながら、どうやってコックリさんに呪いの回避方法を質問するのか、Nちゃんの行動を見守りました。
するとNちゃんは壁に向かって素手で何やら書き込むようなそぶりを見せました。
その動作は数分続きます。
何をしているのか・・・
Nちゃんに質問したところ、
「透明コックリさんをしているの」
・・・
今で言うエアコックリさんの事ですね(言わねーか)。
その透明コックリさんによって導き出された呪いの回避方法とは・・・?
長くなるので次回へ続きます。
コメントをお書きください